独自SSLとは?
SSLについての基本情報
見込客が「お問合せページ」に自分の情報を入力する気になるかどうか?に関わる重要な内容です。
[重要な情報を保護するSSL]
SSL(Secure Socket Layer) は、インターネット上で交わされる情報を暗号化して送受信する通信方式です。
一般的にホームページの「ページ」は、ユーザーから見て2つの種類に分けることができます。
1つ目は「閲覧するだけのページ」です。
「企業情報」「事業内容」「取扱商品」などが該当します。
2つ目は「情報入力をするページ」です。
「お問合せ」「アンケート」「購入」「申込み」などが該当します。
「情報入力をするページ」では、お名前、住所、電話番号、メールアドレスなどプライバシーに関わる個人情報を始め、企業情報、クレジットカード番号など入力します。こういった情報をどのように扱うのか、は事業主として考えるべき重要な内容です。
SSLを「情報入力をするページ」に対応させると、送受信されるデータを暗号化し、データの盗聴や改ざん、なりすましから防ぐことができます。具体的には公開鍵暗号や秘密鍵暗号、デジタル証明書、ハッシュ関数などのセキュリティー技術を組み合わせて実現します。
SSLは利用者のプライバシーへの心配を軽減させ、信頼を得るためには必須の機能となります。
独自SSLとは?
[独自SSLで、より高い信用力を得られます]
独自SSLを導入した場合、御社専用のセキュリティ証明書が発行されます。導入頂いても、ホームページの使い勝手は何も変わらず、特別な作業や設定を行って頂く必要はありません。
「個人情報を大切に取り扱っている」「情報漏洩対策をしっかりやっている」事が、御社ホームページを閲覧されるお取引先様や見込客に伝わります。
【独自SSL利用例】
左は当社運営の本ホームページの「お問合せ」ページのアドレス欄です。SSLを利用していないページと比較し、以下の点が異なります。
✔ アドレス開始部分に「鍵マーク」が付与される ✔ アドレス開始部分がhttp→htttpsに変化する ✔ httpsの表示が緑色に変化する |
※ブラウザがgoogle Chromeの場合。ご利用のブラウザによっては表示色が緑色にならなかったり、鍵マークの状態や形状が異なる場合があります。
(参考)共有SSLについて
共有SSLは、1つのSSL 証明書を複数のホームページ所有者が共有します。 その結果「お問合せ」などのページで表示されるアドレスは、自分のドメイン名とは異なるアドレスが表示されます。ユーザーが確認できる証明書も自分のホームページアドレスと関係ないアドレスが発行先として表示されることになり、情報入力者への信用力の点で物足りなさがあります。
補足説明
いわゆる「SSL」と呼ばれている物は、「通信方式としてのSSL」「SSL証明書」と2つの意味合いがあり、SSLを利用する場合はどちらも必要になります。
そして言葉としての「SSL」は俗称になりつつあり、通信方式としてのSSLは既に開発終了し、後継の方式として「TLS」が主流となっています。TLSの開発は、SSLの開発元であるネットスケープコミュニケーション社よりIETFというインタネット技術の標準化を推進する国際団体が引継いでいます。TLSは、例えば金融機関WEBサイトやgoogle社のGmailなどのユーザー認証に幅広く使われています。
弊社のオプションサービスである「独自SSL」は通信方式としてはTLSを用い、御社専用のSSL証明書のご提供を行います。